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シートの角度って前上がり?前下がり?

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先日ひょんな事からシートポジションについて考えることになったわけだが、それほど単純に行かず、どうしたらいいか分からなくなっていました。

これが曲がってしまったシート角度。前上がりになってしまってます。

この時感じた手や肩への負担の軽さはより後ろで着座したからでは無く、ただシートが前上がりになったから!って言うそのまんまの答えだった事に気付かされたわけです。

 

私の職場での自転車の話をする相手は3つ上の先輩。その先輩は競輪選手を目指してたが、インターハイでももう一つ結果を残せずこのままではダメだと一念発起、国立理系の学部に現役で滑り込むと言うそれはそれは文武両道な先輩。すごい人だ…しかし目指すのをやめてからと言うもの自転車も処分し、全く乗らなくなったそうです。おそらくそれぐらいのキッパリした決断ができるから受験もスイスイ行っちゃえるんでしょうな…私とはえらい違いだ…

というのはさておき、自転車を30年近く前に降りた先輩は私の話をウンウンといつも聞いてくれて、言葉少なくボソッとアドバイスをくれるんです。

それが今回はシートの角度。

 

それは、ただ単にシートが前上がりになったからや、シートが前上がりになったから、尻の荷重が後に行って前に滑ってきたりしなくなったから。要するに、お前(私)のシート角度は尻が前に滑ってしまってて、手や肩でその滑りを食い止めてるって事やで。

 

そうだったんだ…と思い、それからも話を聞くと、

前上がりでは尻が後に落ち着くため、上体が起き上がる。そのかわり前傾がとりづらいので速度は出ない。手や肩は楽。

逆に前下がりでは前に突っ込みやすいので前傾は取りやすいが、手や肩の負担は増える。しかも重心が前寄りになるのでペダルに体重を載せやすくなるのでパワーがかけやすい。前傾する事で空気抵抗も減らせるのでよりスピードを維持しやすいというわけらしい。

 

その後会話の中で、サドルの水平位置が間違ってる疑惑が上がり、私の間違いが発覚したんです…

拡大すると前上がりになってますが、基本の水平ポジションとは…

こんな感じ。当然といえば当然なわけですが、私はこれまで

これが水平だと思ってました…たしかに水色矢印あたりに着座する事になるので、後ろのヘリの部分は持ち上がってるため、少し前下がりポジションで座ってた事になるわけです。

そりゃあだんだん尻が滑ってきて当然か…これで全部解決ってわけではないですが、なるほどなるほど、サドルの前端と後端で水平を出すわけですね。

これは今のMTBサドル。息子とお揃いのショートノーズとか元祖スペシャライズドでいうパワーサドル系のもの。

これを見ても少し前下がり気味だけど、 一番広い面が後ろ寄りなのでかろうじて水平に近い…なるほど、私の基準の甘さに驚くばかり…

 

横から見て真ん中の凹みが大きいほど尻の落ち着きはいいけど、ポジションをずらしにくくなるので、そこら辺が好みになるんですかね?まあ今から水平基準を正して、より良いポジション 角度を探します。

 

たしかに体幹不足でも前傾保てず手に負担がかかるので、これで全部解決とは行かないですが、少し考えるもしくは逃げれるポイントが知れたのは収穫です。

やっぱり自転車の話をするって大切ですな…ほんと仲間って大事というお話。

 

 

というわけでまた迷走の旅に出ていきます〜!先の先輩がいつも話の最後にいう言葉。

自転車は一発で死亡事故あるから車には気をつけろよ。

厳しい先輩だけどいつも優しい先輩。ありがたや!気をつけます!

 

ではでは皆様もお気をつけて!よきサイクリングライフを〜!

 

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