先日シクロ仕様のMTBからタイヤを変更してみたところ、息子にはかなり好評で降りでの食いつきが違うそうです。しかも登りでも今まで以上に踏み込んでも滑らないので結果的に登りは楽になった模様。
たしかに段差込みの登りでも足つかずにしっかり乗り越えて行ってます。登りでもプッシュ入れてバイクコントロールを…って時に…体が使いにくい。ハンドルを押したり引いたりがしにくいとの事。ここら辺の指摘は年上のチームの選手によるもの。私はもっと体引いた方がいいよ〜とか言ってはいましたが、やはり子供同士はよくわかるもんですね。私も目を養わねば!
という事でステム変更。
使用するのは以前付けていたステムに戻す感じです。この時はステムが6度90mmで下向き(ー6度)に付けてましたが、今回は上向きの+6度で付けていきます。
おお、かなり高くなりました。もちろんクロスカントリーっぽくは無くなってはいますけど、クロカンの体の使い方が出来てないのに無理にポジション取らせても無駄なので、より安全に戻してる感じです。
一応言っておきますが、今までシクロクロスのキッズコースはほぼ平坦だったのでよりスピードが出しやすくしてました。しかしマウンテンのクロスカントリーは子供コースと大人コースは差はありますけど、ほぼ共有です。ですので40〜50センチのドロップもありますから、山様にチューンしてる感じです。
あてがってみるとこんな感じ。ハンドル1本半ほど上がり、半本分ぐらい近くなってます。これで視野も広がり、体も引きやすくなったりとMTB的にはかなり乗りやすくなったはず!
フロントフォークはサス無しのままですけど、息子的フロント軽い分登りの段差で自転車を引き上げやすくていいらしいです。しかしその分 下りでは手に来るらしく夢中で乗った後に手がジンジンするわ〜って笑ってます。まあ色々トレードオフする部分はありますがいい感じなのかな?
それとこの日は25キロほど山道を走りましたが、新しいポジションで慣れるには時間がかかりました。
- 登りでフロントが上がりやすいので今まで以上にハンドルに体を預けなくてはならなくなった。(逆に体を乗せやすくなった)
- 視点が上がった分、ドロップオフがちょっと怖くなった(笑)今まで勢いで言ってた部分ですね。これは体を思いっきり引けるようになったので慣れていけました。
- 登りで特に低速域になった時にバランス取りづらくなった。ここが課題ですね。ゆっくり登ってる時にハンドルが左右して直線に進めない分、かなりしんどそうです。
とまあ色々ありますけど、乗り越えていって上手くなってもらいましょう〜!
正直息子の成長と気付きをみていると、今まで私がゴリ押しで進んでいた事を痛感します。最近では斜度がきついテクニカルな上りは息子の方が成功率高いかも…体力面のアドバンテージと車輪のデカさによる機械的なアドバンテージ…後私に残されているものはなんだろう???高々8歳児なんて侮ってはいられなくなってきました(笑)
降りは下手すると私よりも速い?!って思う時もあるのは秘密…
というわけで、息子と楽しんで行きます〜ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!